妖精たちが秋を刺激する

これはきっと妖精のせい、秋のせい。

最高潮に気分がアレして部屋で静かに暴れた。むしろ静かではない、夜なので場合によってはうるさく暴れた。うるさく暴れたんだ、夜だから、うるさいと思う。私はなんなのか、いいえ、私だ、最高潮にアレしてるのでもうわからない、なにもなくなにごともないなにもないわたしがなんにもないことになんにもなくなんにもせずなんにもない。どうやったらこれを乗り越えられるのかわからなくて涙が勝手に出てきて暴れたりギターをぶっ壊したり他人に借りたベースを投げつけたりしたりしなかったりしようとしたりしなかったりおれは生きるのが苦しいそんなの最初からわかっている最初ではないけど途中からわかっていたことだなにをいまさらつらいだのなんだと言う資格はないキングオブコントはあんまり好きじゃない芸人が優勝したけどわたしは優勝できなかった優勝したいお前らの人生踏みにじってお前らの人生ぶっ壊してお前らを殺して消していなくなってそのうち親も死んじゃって孤独になって誰とも関わらなくなって死んじゃって死ぬんだ さっさと死ねよ 本当にそう思うよ 死ねよ 死んじゃいやだけど そう思うけど そうは思わない日だってあるんだよ 死ねよ いいから死ねよ さっさと死ねよ 愚痴なんか言える友達もいないし 信頼できる話し相手なんかいないし 都合よくセックスできる相手なんて いないこともないけどいないし わたしは誰とでもやりたいわけじゃないし 人を選ぶわけだし クソダメブスビッチでも生きてるわけだし そんなお前に言われるほど人生キモくないし 死ねよ いいから死んでくれよ わたしが死ぬ前に わたしを悲しませて 死ねよ

誰もダメじゃないよ、誰も わたしも 絶対に だから頑張ってね

ごめんなこんなんで わかった おれが先に死ぬからお前に二度とわたしの悪口を言わせなくするからな 後悔しろよまじで なんだろうがどんな生き方してようが絶対文句言わせてやんねえからな 死ねよ